マイルド・ハイブリッドのメリット？

寝ても覚めてもBMW。

BMW横須賀支店ジーニアス　"２７(ツナ)🐟"　です。

さて、

「マイルド・ハイブリッド」という言葉、

最近WEBや雑誌、車を紹介しているYouTubeなどでもよく名前が出てくると思いますがどの程度ご存知でしょうか？

BMWでは ”４８V　マイルド・ハイブリッド” が採用されていますが、

そもそもマイルドハイブリッドとは一体どんな役割を果たしてくれているのか？

調べてみたいと思います🕵️‍♀️

そもそも名前を聞いたこともない！という方は

装備表の「エンジン/モーター」の欄を見てみてください。

”マイルド・ハイブリッド・テクノロジー”

という文字を見つける事ができます。

▼マイルド・ハイブリッド・テクノロジーを採用しているモデル

X3 M40d
X5 xDrive35d（Standard/M Sport）
X5 xDrive40d（M Sport）
X6 xDrive35d
X6 M50i
X7 xDrive40d（Design Pure Excellence/M Sport）
X7 M50i

現在のBMWにおいてマイルド・ハイブリッド・テクノロジーを採用しているモデルはSAVの上級モデル、大型モデルのみと言えます。

大きな役割として、

走行中にドライバーがアクセルから足を離すなどして惰性走行の状態になった際には、駆動系を切り離し、アイドリング状態よりもさらに高効率な走行を実現。

また、ブレーキをかけて減速する間に放出されていた運動エネルギーを電力として回収、バッテリーに蓄えて加速時のサポートに使用します。

それでは特徴を詳しくみてみましょう！

▼特徴

①CO2の削減と燃費の向上

車が一番燃料を使うタイミングというのは、エンジンが停止状態からスタートする時。

エンジンモデルでは一番小さなバッテリー電圧（１２V）ですが、

マイルド・ハイブリッドでは出力が高めの４８Vを採用しているので、

電気エネルギーによってエンジンスタートのサポートをしてくれるのが大きな特徴。

燃焼エンジンの負荷を軽減して動力を高めるため、燃料消費量と排気ガスを削減します😊

②エンジンオフからスムーズな起動

エンジンモデルと比較すると、

エンジン・オート・スタート／ストップ機能（MSA）の動作は、いっそう迅速かつ静かなものとなっており車両の振動も少なくなりました。

エンジン再始動にかかる時間は約２０％も改善され、ダイナミクスと快適性も向上しています。

③セーリング

マイルド・ハイブリッド搭載の車両では、

エンジンがアイドリングを続けずにエンジンを停止させるため、アイドリング時のセーリングと比べると消費量をさらに節約することができます。

再始動もスムーズに遅延なく行われます。

🐟２７の豆知識🐟

セーリング？

惰性走行のことで、セーリングの他にもコースティングと呼んだりします💡

アクセルを離した時にエネルギーを全く使わずに出来るだけ遠くに行ける機能のことで、ころがり抵抗と空気抵抗だけで減速されます。

エコプロモードでアクセルを離した時限定で機能します。

コースティングは大きく２種類に分けられます。

エンジンオンコースティング：アイドリング状態

エンジンオフコースティング：エンジンが停止状態（０回転）

PHEVとマイルドハイブリッド搭載車には、エンジンオフコースティングがあります。